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弁護団の「母体回帰ストーリー」破綻@光市母子殺害 

2007/10/03 Wed
週刊現代 10月13日号 36~39ページより
20071003034443.jpg 光市母子殺害犯「元少年26歳」の父とフィリピン人継母が独占初告白

 死刑か無期か──差し戻し控訴審が進行する中、沈黙を守っていた被告の両親が語った「犯行」「幼少時代」「暴力」「母との性」「判決」

 過去8年の供述を、死刑判決直前になって180度翻した被告。その言葉はやはり真実ではなかった。弁護団が組み立てたストーリーを覆す決定的証言を入手した。 ジャーナリスト 木野活明
 昨年6月、最高裁は、一、二審を破棄し、審理のやり直しを命じたのだ。裁判の流れが大きく変わったのは、最高裁の口頭弁論からだ。口頭弁論が始まるわずか2週間前に、“人権派”として有名な安田好弘弁護士が元少年の主任弁護人に名乗り出たのだ。現在、元少年の裁判のために21名もの大弁護団が構成されている。

 そして今年5月に広島高裁で差し戻し控訴審が始まった。26歳になった“元少年”は、一、二審での供述を一変させ、殺意と計画性を否認した。弁護団も独自に実施した精神鑑定をもとに、事件は「幼児化した状態」の元少年が「自殺した母親に対する人恋しさに起因する母体回帰」の行動の結果起きた「予想外の事態」と分析。

 いわゆる「母体回帰ストーリー」を展開し、傷害致死罪を主張したのだ。差し戻し審における元少年の言葉、そして弁護団が主張するストーリーは真実なのか。それを知る人物は保護者しかいない。保護者には息子が犯した罪の一端を背負う義務があるだろう。

 これまで元少年の保護者からは、本村さんに一度だけ「霊前で手を合わせたい」と電話で申し入れがあった。が、本村さんが断って以降は一切の連絡はないという。私は3回目の集中審理が行われる直前の9月半ば、両親の元を尋ねた。

 父親は弁護団を擁護し続けた。その父親は、差し戻し審の中で「母体回帰ストーリー」の鍵を握る人物だとされている。元少年は、公判において、あるいは弁護団が行った精神鑑定で、父親から虐待を受けていたと告白している。

 「父親の暴力は食事時に1週間に5回ぐらい」「入浴中に父から浴槽に頭を押さえつけられ死ぬかと思った」「殴られて包丁を突きつけられたこともある」 弁護団は、幼少期からの父の虐待による後遺症が、元少年に心理的外傷となるほどの恐怖を植え付け、事件当時、元少年を幼児化した、と主張を展開している。

 だが、この点について父親は真っ向から反論した。「(弁護側が)鑑定書をつくる際、2度ほど(鑑定医に)会いました。しかし、あれには私が(亡くなった)妻や子供に暴力ばかり振るっていた父親のように書かれている。あれは違う。確かに手を挙げたことはある。そりゃ、子供が悪いことをすれば怒りますよ。何の意味もなく殴ったことは一度もない。暴力的な父親の影響で子供がああなったということはない。子供は普通に育てました」

 いうまでもなく“暴力的な父親”が存在しないのならば、弁護団の描くストーリーは成立しない。父親は最後に本村さんに対して批判とも、いいわけともつかぬ言葉を口にした。

 「裁判(の傍聴)に行かなければと思いますが、(本村さんの)顔が見られない。本当に申し訳ないことをしたと思っている。だけど、彼(本村さん)が、子供が友人に出した手紙のことを裁判で持ち出して、『少年は反省していない』と、もう7年間も同じ事を言い続けているのはどうでしょうか」


060418yamaguchi2.jpg 私は続いて、元少年の継母が働く飲食店に向かった。小柄で目元のパッチリした愛くるしい顔立ちの彼女と父親が結婚したのは10年ほど前。その後事件当日まで3年あまり、元少年と継母は同居していた。

 「私は漢字が読めないので、新聞は読まない。だから裁判のことは分からない。でもあの子は普通の子よ。そんな変なことを考えるような子供じゃあないよ」こう語る継母も、弁護団の「母体回帰ストーリー」のキーパーソンである。元少年は犯行当時、自宅で彼女に後ろから抱きついたことを告白しているからだ。

 「お母さんに後ろから抱きついた。無性に寂しかった。実母に変わる母性を求めていた。(しかし、『仕事に遅れる』と継母に断られ)あと10分、あと10分と(抱きつくのを)延ばした」そして元少年は「甘えきれていない状態」のまま、町に飛び出し、犯行に及んだというのがこの「ストーリー」である。また、弁護団が行った精神鑑定でも元少年が継母に甘えていたことが強調されている。

 「継母の下着を手に入れ、下着の感触を楽しんだ」「母乳を吸わせて欲しいと冗談を言ったことがある」「父と寝るとき父がおっぱいを吸うのではないかと(継母に)言ったことがある」

 だが、これらの「母体回帰ストーリー」をなす証言について継母は笑いながらあっさりとこう否定した。「私に抱きついた?ないよ。そんなことあるはずがないよ。あったらお父さんに怒られるよ。(元少年が)私に甘えたい?それはお母さんがあんな形で亡くなったから、お母さんの代わりに甘えたいという気持ちはわかるけど、ホント、そんなことはなかったよ。私の下着を手に入れた?嘘でしょう。お父さんが私のおっぱいを吸う?聞かれたこと一度もないよ」

071003.jpg 継母は元少年が、「母体回帰」を思わせるような行動をとったことはないと、はっきり否定したのだ。また継母は父親が日常的に暴力を振るっていたという点についても「悪いことをしたら叩かれるけど」と、否定しているのだ。

 もうはっきりしただろう。「暴力」と「母性への甘え」──父も母も認めないこの「母体回帰ストーリー」は弁護側と元少年のつくった虚構の可能性がきわめて高い。元少年はこの虚構のストーリーをベースに、弥生さんを殺害し、姦淫した歳の心境をこう説明している。

 「弥生さんに実母の姿を見ていた。(殺害後、姦淫したのは)生き返って欲しいという思いだった。精子を女性の中に入れて復活の儀式ができるという考えがあった」あまりにも不自然、身勝手な主張であることは明らかだ。

 弁護団が描いたストーリーは、単に死刑を回避するためだけに存在したにすぎないのではないか。もし、弁護団の思惑通り、死刑が回避できたとしても、真実から目を背けた殺人者に今後、贖罪の気持ちなど生まれるわけがない。ましてや更正など期待できない。

 裁判は今後、10月18日に検察側、12月4日に弁護側の最終弁論を終えて結審となる。判決を前に本村さんは言う。「人の命を奪った者は、その命をもって償うしかないと思っています。それが私の正義であり、正義を実現する判決が下されると信じています」

 正義の判決を期待したい。

週刊現代Online
Here There and Everywhere 21人の弁護士達の発言@山口県光市母子殺害事件
Here There and Everywhere (動画)福田の獄中書簡より@山口県光市母子殺害事件
Here There and Everywhere 民主党とくらたかこ議員が光市母子殺害に絡んで大変な事になっている件(動画 本村さん怒りの会見)
少年に奪われた人生
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弁護士・未熟な人間・今枝仁・・・光市事件と刑事弁護の理解のために。

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「「今枝VS橋下」懲戒請求 弁護士自治にも波紋」:イザ!
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藤子不二雄と山田風太郎《光市母子殺害④》:イザ!・・・産経新聞記者の方の傍聴日記です

20071003040246.jpg

福田のふざけた獄中書簡
(復活した葵さんのクソガキどもを糾弾するHPより)
(本村氏に対して)
『ま、しゃーないですね今更。被害者さんのことですやろ?知ってます。ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。・・・でも記事にして、ちーとでも、気分が晴れてくれるんなら好きにしてやりたいし』

『知ある者、表に出すぎる者は嫌われる。本村さんは出すぎてしまった。私よりかしこい。だが、もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君』

『犬がある日かわいい犬と出合った。・・・そのまま「やっちゃった」、・・・これは罪でしょうか』

山口屍姦
Here There and Everywhere 山口県光市母子殺害
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