◆DREAM.4 ○メルヴィン・マヌーフ(1回1分30秒 KO)桜庭和志●(15日、横浜アリーナ)
桜庭和志(38)=Laughter7=が、壮絶なKO負けを喫した。ミドル級GP2回戦でオランダの狂犬、メルヴィン・マヌーフ(32)と対戦。1回1分30秒、グラウンドでのパンチ連打を浴びて失神しKO負けした。青木真也(25)=パラエストラ東京=はライト級GP2回戦で、レスリングのシドニー五輪銀メダリストの永田克彦(34)=新日本プロレス=に一本勝ち。決勝大会となるDREAM.5(7月21日・大阪城ホール)では準決勝で宇野薫(33)=和術慧舟會=と初対戦する。
あお向けにされた時点で、桜庭の天井を見る目は焦点が合っていなかった。猛獣・マヌーフはさらに追撃。1発、2発、3発…。力任せのハンマーパンチが、顔面目掛けて振り下ろされた。会場が悲鳴に包まれた次の瞬間、レフェリーが割って入った。ミドル級で日本人最後の砦(とりで)となった伝説のファンタジスタは、壮絶に、悲惨に散った。
静かな立ち上がり。先手を打ったのはマヌーフだった。パンチを繰り出すかと見せかけて、根こそぎ刈り倒すような右のハイキック。崩れながらも褐色の肉体を探ったが、敵は猛撃の手を休めてはくれなかった。自転車で会場に到着。なぜか顔に大きな絆創膏(ばんそうこう)を張り、両ひざ、両ひじにはサポーターを施す桜庭ワールドの仕込みまでは万全だった。
試合後は左腕尺骨骨折の疑いで病院へ直行。主催者によれば、試合前から手の指やひざに故障があり、万全ではなかったという。笹原圭一イベントプロデューサー(40)は「それでもぶつかっていっていただいて感謝の言葉しかない」と話した。次回出場予定は9月23日のDREAM.6(さいたまスーパーアリーナ)だが、笹原EPは「別のストーリーになってくると思う」とトーナメントからの撤退も。ファンタジスタが歩むべき再起への道はまだ見えてこない。
◆伝説への一歩だ
○…マヌーフは迫力満点のハンマーパンチを連発してのKO勝ち。リング上で満面の笑みを浮かべながら「伝説になっている桜庭を破った。ぼくが伝説になる第一歩を踏み出すことができたのかなと思う」と息巻いた。完勝での4強入りとなったが「目標はベルトを取ること。伝説になるためにもベルトは絶対に欲しい」と、油断はみじんも感じられなかった。

・
桜庭失神KO、左腕骨折の疑い…DREAM.4(スポーツ報知)・
スポーツナビ | 格闘技 | DREAM・
DREAM OFFICIAL WEBSITE・
格闘技通信 2008年 7/8号・
格闘技レフェリー 島田裕二のいきなりジャッジメント!・
SAKU★サウナスーツ(SAKUサウナスーツ)